第一東金丸 釣りと星空観察日記

倉敷発マイボートや遊漁船での釣りや天体観測についての独り言

八塔寺星まつり



2016年10月22日

塔寺星まつりに行ってきました。

観望会のお手伝いをする予定でしたが、
残念な空模様・・・・・・・・・・・


まずは、天文台見学。

ユーハン工業製U-5000
鏡筒はGSOの40cm

この機能美!素晴らしい


一見、片持ちフォークのようですが、
ガイド鏡もウエイトの役目を兼ねているようなので、
片持ちフォークとドイツ式のいいとこどり?



調整を行ったヨシカワ光器さんが来られていたので、
色々話を聞かせてもらいました。

最近は、台湾メーカーの技術進歩が目覚ましく
40cmクラスの非球面鏡の研磨技術は
日本のメーカーより上回っており
実際この鏡筒の調整を行ってみて
性能の良さに驚いたとのこと。

また、名人が手で磨いた鏡の性能の方が
機械研磨より優れていると
伝説のように語られているが、
現実には手磨きが機械研磨より
性能が良いことはありえないそうです。


吉川氏曰く、
「工芸品なら手作りにこだわる姿勢も必要だが
望遠鏡は工業製品である以上、性能にこだわるべき」



う〜ん
私も和尚の磨いた鏡にロマンを感じていたので、
少しショックでした・・・・・・・






その後少しだけ、望遠鏡工作教室のお手伝いをして、
会場内をウロウロ。


会場では、屋台あり、音楽ありで賑わっています。


全く星が見えない状況の中、
プロジェクターを使っての星空案内が行われた後
イベント終了です。





今回はほぼお客さんとしての参加になってしまいました。